岐阜漢隣堂 長崎屋本店は、創業から現在に至るまで三百年
江戸時代から代々変わらぬ秘伝の製法そのままに
純和菓子で岐阜一番の老舗として、製造販売を連綿と続けております。
弊舗の『松風』は、宝暦十三年(西暦1763年)より
祖先の二代目長崎屋宇右衛門が改良の末に創製の煎餅風菓子。
そして『銘菓 味噌松風』は、『松風』と同様の材料を使い
糀(こうじ)白味噌を特殊な方法で加え、独特な手法で焼き上げました。
一見カステーラのような風貌でありながら
独特の風味を持つ実に珍しい純和菓子です。
共に東西雅客茶人から若い方々まで、長きにわたり愛好されております。
九代目 長崎屋宇右衛門